いろいろな画面の構造
前回(画面ってどうなってるの)ではテレビの画面ってどうなっているのかについて調べましたね!
液晶パネルと有機ELがありましたね。では今回はいろいろな画面について触れていきたいと思います。
パソコンやタブレットやスマホ
パソコンやタブレットやスマホには何が使われているの?
結論を言うと、パソコンもタブレットもスマホも液晶パネルの場合も有機ELの場合もあります。両方使われています。有機ELはここ数年で増えてきているみたいです。
そして、有機ELのデメリットもでてきました。
テレビの場合は常に映像が動いているから問題ないのですが、パソコンなどの場合、同じ画面をだしたまま時間をおいてしまうと「焼き付け」ができてしまうことが液晶パネルより多くあります。
焼き付けはしばらく出していた画面の模様などが画面に残ってしまう現象です。
ですが、画質が良く、薄くて軽く、視野角が広いので、今後はどんどん増えるのではないでしょうか?
触れる画面
何で触れるの?
さて、パソコンはともかく、タブレットやスマホって同じ画面は画面でも触れますよね。というか触って操作しますよね。
じゃあそれってどうなっているのでしょうか?
タッチパネルの種類をあげていきます。
- 表面型静電気容量方式
画面のガラスの四隅にある電極が画面を触ったときにおこる静電気の量を感知する方法。
水滴などでも誤作動が少なく、耐久性に優れているけど、同時タッチが不可能です。
例:ニンテンドーDS、キオスク端末 - 投影型静電容量方式
画面に2種類の電極を流して、画面に触れた指がその電極を拾うことによって変化を感知する方法。
同時タッチ可能で、画面が直接触れている必要もないけど、手袋など電気を通さない素材は反応されません。
例:スマホ - 抵抗膜方式
ガラス基板に2種類の電極を流し、画面に触れたときにその2種類が触れ合うことで感知する方式。
同時タッチは不可能で画面の視認性は悪いですが、圧によって感知されるので手袋などをつけていても反応します。
例:カーナビ - 赤外線方式
指で画面に触れると常に出ている赤外線が遮られて、遮られた場所を感知する方式です。
画面が厚くても問題ないことから安全性はありますが、赤外線が光なので太陽光の影響を受けやすいです。
例:家庭用パソコン、ATM、券売機 - 超音波表面弾性波方式
画面表面を伝わる弾性波の減少を感知し、その座標を計算してタッチ場所を把握する方式。
画面の透過性や耐久性に優れていますが、弾性波を吸収できる手や手袋しかタッチ不可で水滴や虫にも反応してしまいます。
例:公共端末 - 電磁誘導方式
専用のペンをつかってセンサーに反応される方式。
ペンの筆圧まで検知でき誤作動がすくないですが、専用のペン以外では操作不可です。
例:ペンタブ、プリクラ
タッチできる画面ってこんなに種類があったんですね。
これから画面をタッチするときはどのタイプか気にしながらタッチしてください!
では!
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