もうDVDになってる動画を編集したい？よろしい、ならばまずはHandBrakeだ

2016/06/29 2016/06/29

未だに8mmビデオと日々戯れている僕です。（本当です。）
しかし、先進的なテクノロジーを日々享受されてる読者様方は恐らく、SDカード等に記録するタイプのビデオカメラを使われていると推察いたします。
そして、人にビデオを渡す時には、大体DVDに焼き付けるなどしているのではないでしょうか？
え？youtube？人には見られたくないとか、社外秘とか、あるじゃないですか？
そこで、友人から貰うなどしてDVDに焼き付けられたビデオを、編集出来る状態にする方法についてお話します！
（もちろん、一般的に販売されているDVDにはコピーガードがかかっているため、そもそも編集もコピーもすることが出来ません。そちらは予めご了承ください）

DVDに焼き付けられたビデオと、編集出来るビデオの違い

DVDに焼き付けられたビデオ、というのはつまりDVDプレイヤーで再生出来るビデオの事です。
DVDプレイヤーで再生出来るビデオは、普通の動画の形式とは少し違うファイルの構造をしています。
そのため、動画編集ソフトを買っても、DVDから直接動画を取り出して編集することは出来ません。
なのでまず、編集出来る形式に変換する必要があります。
そこで登場するのがこのHandBrake。
このソフトは、DVD形式の動画をm4vやmp4などの、PCで扱える動画形式にワンクリックで変換してくれます！

https://osdn.jp/projects/handbrake-jp/
入手法ですが、こちらにアクセスしていただき、
windowsの方は
英語版英語版HandBrake 0.9.5 Windows版 (日付: 2011-01-04)
と書かれた場所、
macの方は
英語版英語版HandBrake 0.9.5 Mac OS X版（Intel/64bit） (日付: 2011-01-04)
と書かれた場所からダウンロードしてください！

インストールして立ち上げるとこんな画面。

そして、まず左上のSourceと書かれたアイコンをクリックします。
DVDから読み込むでしょうから、DVDドライブを選択します。
すると、中にVIDEO_TSというフォルダがあります。このVIDEO_TSフォルダを、直接選択します。
中に入っている色々な個別の動画っぽいファイルを触るのではなく、このフォルダを直接です。

そして、右下のopenを押すと、DVD情報が読み込まれます。

そして、そのまま右側にある再生ボタンのようなマークをクリックすると…

はい、これだけです。これだけでDVDをm4v形式にできてしまいます！
形式を指定したい場合には、Formatと書かれた部分をクリックすると変更出来ます。
また、クオリティ（画質）を変更したい場合にはこのスライドバーを使ってRFの値を大きくすると、画質が向上します。（ただし、ファイルサイズは大きくなります）

書きだす間しばらく待つと、たったそれだけで編集可能ビデオファイルの作成が完了します。

まとめ

HandBrakeは、VIDEO_TSフォルダなどの、編集では通常扱うことが出来ない構造のビデオデータを、編集出来る状態にすることが出来ます。
しかし、ビデオを編集するためには、ビデオを編集するための別のソフトが必要になります。
macですとiMovieが最初から入っていますし、WindowsならAviUtilという高機能なフリーの動画編集ソフトがあります。
最近niconico動画に投稿するために動画編集のためのソフトがフリーで沢山出回っているので、そちらもちょくちょく取り上げていこうと思います。

それでは今日はこの辺で。