携帯依存症が効率を下げる！お薬としてのForest

2016/09/01

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こんにちは、並々ならぬ携帯依存症の僕です。
部屋の中、寝る時はもちろん、お風呂やトイレにでも当然のように携帯を持って行きますし、基本的に充電器に繋いだまま画面をつけっぱなしで作業をしています。

でも、ちょっと集中しなきゃいけない用事や、難しい作業、何よりも自分の実力をアップするための勉強などの時に携帯の通知や画面が邪魔をしてくる！という局面は皆様もご経験あるのでは。

特に仕事ではない勉強、仕事ではない用事の時には、携帯を見ることを咎めるものが何もないので、ついつい無意識に近い形で携帯を見てしまいがちです。

そんなあなたに、スマホアプリにして、スマホを使えなくすることが目的のアプリ「Forest」が有効です！

他のアプリを立ち上げると、木が枯れる。

このアプリは、「何もしない」事によって木を育てる、というクレイジーな目的を持ちます。つまり、このアプリでは他のゲームのように、何かミッションやパズルをこなしていくわけではありません。そう、このアプリでは何も出来ません。

開始する時にこれから何分作業に集中するかをまず選択します。選択した時間の長さによって、木の育ち具合や形、スコアがかわります。

そして、開始してしまったら、もう他のアプリを立ち上げたりしてはいけません。
時間内に他のアプリを立ち上げてしまった時点で、その木は枯れてしまいます。
目標時間を達成出来たら、最初に選択したのと同じ形の木を手に入れる事が出来、マイフォレストと呼ばれる箱庭に自動的に植えられます。
「その日どれだけ作業に集中したか」は、この木の数をみれば一目瞭然。さらに、作業の種類をタグ分け出来るので、どの作業にどのくらい時間を使ったか、もひと目でわかります。

さらに、最近のアップデートで「休憩時間」の概念が追加され、ポモドーロ・テクニックをこのアプリを使って実践出来るようになりました。
（ポモドーロテクニックについてはこちらの記事を参考にしてください。）

集中力を維持する、さらなる機能！

少し前の記事でご紹介した、coffitivityのような機能が、今回のアップデートで追加されました！
なんと、携帯を使えない時間、森の中のような環境音を流してくれるのです！
coffitivityの時にも少しご紹介しましたが、人間は無音よりも少し意味のないノイズがあった方が集中出来る生き物です。
このForestを使えば、携帯依存症からの脱却、ポモドーロテクニックのタイマー、そして集中力向上のためのノイズ生成、さらにその週に自分がどれだけ作業に集中したかが解るログの全てが手には入り、森を育てる楽しみまでついてきます！
これはもう使わない手はない…！

ソーシャルな機能

このアプリにはその他に、育てた木の数を友達と共有する機能や、木を育てた結果手に入れたポイントを使って本物の木を植える事ができます。

本来であればこのポイントは、育てることの出来る木の種類をゲーム内で増やす、というためのものなのですが、とあるNPOと共同で「サウジアラビアに本物の木を植える」という寄付活動が出来るようになっています。
自分の集中した時間が現実世界に影響を及ぼすというのは、結構魅力的ではありませんか？

まとめ

友達と集中した時間を競い、木を沢山育てて、そして現実世界でも木を植えることが出来る。その上携帯依存症まで治してしまうのに、このアプリ自体にはタイマーの機能しかない。
発想の転換とアイデアの塊のようなこのアプリ。
携帯依存症の人はもちろん、ポモドーロテクニック・タイマー、集中力向上器としても優秀です！

是非お試しください。