Sketchのプラグイン「Looper」でオリジナルの幾何学模様がかんたんに作れる!
2018/06/25
こんにちは!最近はノンカフェインコーヒーばかり飲んでる僕です!
みなさん夏と言えば何を思い浮かべますか?
夏といえば夏祭り、夏祭りといえば浴衣、浴衣といえば和柄。
何かしらのデザインをしていると、オリジナルの模様やマークが欲しくなるのですが、Sketchのプラグインを探していたら「Looper 2.0 sketch plugin」という面白いプラグインを見つけたのでご紹介します。
※Looperを使用するにはMac専用のデザインアプリ「Sketch」が必要です。1ヶ月無料で使うことができるので、興味があるかたはお試しください!
Looper 2.0 sketch plugin
Sketchpacks for macOSまたは、Looper 2.0 sketch pluginのサイトからダウンロードできます。
どんなことができるかというと、キリンの模様を作ったり
きりんさんのアウトラインで、
こんな感じの模様を作ったり
オリジナルの模様が簡単に作れるので、試してみましょう!
使ってみる
ループさせたい素材を作る
最初にSketchで図形を作成します。ただの四角でも、線でも、文字でもOKです。
今回はグラデーションのアウトラインを作ってみました。
できた図形を選択して、メニューの「Plugin」→「Looper」→「Loop」を選ぶか、⌘Lを押します。
次の画面が出たら準備完了。
遊んでみる
6つのメニューがあるので、ざっくり解説します。
Duplication count
いくつコピーを作成するか指定します。デフォルトだと50になっています。
他のオプションを選択してから調整するといい感じになります。
Scale
コピーの大きさが変化します。
Pixelを選ぶと、100px→110px→120pxと増えます。
Percentageを選ぶと、100px→110px→121px→133.1pxと割合で大きくなります。
Randomlyでは誤差範囲内でランダムな大きさになります。
Move
コピーの中心点が移動します。
Horizontaly(水平)、Verticaly(垂直)、Diagonally(斜め)、Ramdomly(ランダム)から選び、移動する量をピクセル単位で入力します。
Form a grid
Moveとは違い、縦横に図形を繰り返し、パターンを作成します。
ColsとRowsで繰り返す数を指定し、marginで図形同士の距離を指定します。
Rotate
図形のコピーを回転させます。
Auto rotate〜では、Duplication countの数で1周するように調整してくれます。
Manually rotateでは指定した角度や、加速度を入力して回転させることができます。
上はManualy rotateのLinearで。下はManualy rotateのSinunodal(正弦波)で作成したものです。
Sinunodalは一定以上回転すると戻ってくるため、重複が発生しやすくなります。
Update opacity
コピーした図形の透過度を設定します。徐々に透過するか、ランダムに透過するかを選べます。
組み合わせてみる
Grid + Rotate
ランダム回転とグリッドを組み合わせました。
Mask + Rotate + Opacity
図形を一部マスクした後に、回転、透過度を下げていく設定にしました。
まとめ
SketchはIllustratorと比べるとパスの扱いが少しニガテですので、このようなプラグインがあるとSketchで完結できる作業が増えるのでとっても便利です!
僕も今後活用していこうと思います。
それでは、また!
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