Macユーザーのための!Markdown Editorの新定番Quiver
2016/05/24
こんにちは、皆さんは文章を書くとき、考える時には何を使われていますか?
Windowsの方はWordや、Macな方はPagesでしょうか。それとも、Evernoteなどをお使いになっているでしょうか?
Evernoteも当ブログではそのうち取り上げたいと考えていますが、今日はQuiverというMarkdown Editorをご紹介したいと思います。
Markdownって?
Markdownという言葉は、もしかしたら聞き馴染みがないかも知れません。
WordやPagesのような、文字の装飾(太字にする、斜体にするなど)をアイコンから選んで書いていく文章作成ソフトの事をwysiwygエディタと言います。
それに対して、文字の装飾などをマークダウン記法によって決定してく文章作成ソフトの事を、マークダウンエディタといいます。
マークダウン記法は、書体を変える度にいちいちマウスに手を移動させないといけない、今その文字が太字になっているのかどうか解りづらいなどといったWysiwygエディタの問題から書き手を解放させてくれる、最高にイケている記法です!
マークダウン記法の使い方は別の記事に譲るとして、Quiverの優れているところを紹介してきます!
1.洗練されたデザイン

画像は4カラム使用時のものですが、
①のLIBRARYに全部のノートにシームレスにアクセス出来る情報があり、その下にSHARED NOTEBOOKS(共有ノート)、NOTE BOOKS(自分のノート)が表示されています。
②には実際に編集しているノートのタイトルと作成日時が表示されていて、クリックすると③にその内容が表示されます。
③に実際に文字を書いていくのですが、その際Cellという特殊な概念を使用出来ます。
④は、マークダウンなどによって表現されている内容がリアルタイムに反映されます。
2.Quiver独自の、Cellという完成された機能
Quiverは、1つのノートの中で、
- 普通のテキスト記法
- プログラミングのためのコード
- マークダウン記法
- LaTex(数式などを扱う)記法
- Diagram(ワークフローなどを記述出来る)記法
を共存させる事が出来ます。

それを可能にしているがcellという機能で、Cell毎にどの記法を使うかを指定することが出来るのです!

こんな風に、プログラミングコードとmark down記法が1つのノートの中で綺麗に共存しています。
3.沢山のフォーマットに出力出来る
Quiverは、マークダウンなどを用いて表現したテキストを、HTMLを初め色々なデータフォーマットで出力することが出来ます。
例えば、ブログなどを更新されている方は、QuiverでMark downを使ってささっと書いたものをHTMLとして出力すれば、ブログに付属している使いにくいWysiwygエディタに悩まされながら記事を更新する、という苦行から解放されます。
また、ページを戻ってしまったりして途中まで書いた内容が消えてしまうという心配もありません!

まとめ
駆け足でQuiverの魅力を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?
特に今ブログを運営されている方、これから始めようと思っている方、最近Evernoteが重くて使いづらい…と考えている方にはおすすめの、一歩先行くテキストエディタです。
日本のコミュニティも盛り上がりを見せていて、Wikiの内容も充実しています。
MacのApp Storeで購入出来る他、公式ホームページから無料の体験版をダウンロードして使うことが出来ます。
私が使っている範囲ですが、体験版には機能制限もないようなので、一度使ってみてはいかがでしょうか。
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