ドリップン・スニップ | どりっぷんのブログ

ドリップン・スニップ

あなたの生活役立つWEB情報イッパイお届け
-->
スポンサーリンク

【2017年1月】今個人でECサイトを作るなら?【徹底比較】

Pocket

さて、主・副問わず、個人事業をされている皆さまにおかれましては、内容によっては個人でECサイトを持ちたいな!とお考えの方も多いかと思います。
ECサイトというのは、所謂オンラインショップのページの事。
オンラインでの出来事を直接収入にするためには、このページがないと難しいですよね。
(もちろん、webサービス等を作っている方々は別ですよ!この記事はもう少し初心者向けに書かれています。)

さて、では現在オンラインショップのページを個人で持つ方法はどのくらいあって、どの方法が良いのでしょうか?
2017年1月現在、目につくサイトの比較を行ってみました!!

ショッピングカートを一覧してみる

ざっと書き出してみます。

EC-CUBE2.x
EC-CUBE3.x
Welcart(WordPress)
カラーミーショップ
wix
jimdo
BASE
stores.jp
Spike
cart.st

まだまだありますが、とりあえずこのくらいを挙げておきます。

CEサイト、どれを使うべきか?とりあえず消去法

上記のうち、使用するのには以下の条件があります。

WEBサイト開設に関する知識と、高度なPHP知識(特にSilexやSymfony)がある
EC-CUBE3
WEBサイト開設に関する知識と、そこそこのPHP知識がある
Welcart(wordpress)
WEBサイト開設に関する知識と、少しのPHP知識、豊富な予算がある
EC-CUBE2

予算と売上見込がある(予算月3000円〜程度、売上月10万円〜程度)
カラーミーショップ

EC-CUBEを使って自分でオンラインショップを作成出来る方はこのページを見ていないでしょうから、とりあえず今回は比較対象にするにとどめます。

オンラインショップ機能比較

名称/機能無料運営商品数無制限クレジットカード決済
EC-CUBE2.xサーバー代のみ別途提携
EC-CUBE3.xサーバー代のみ別途提携
Welcart(WordPress)サーバー代のみ別途提携
カラーミーショップ月千円〜ただし容量制限アリ別途料金
wix可能別途手数料
jimdo可能無料だと5個月950円で15個月2415円で無制限paypalのみ
BASE可能手数料のみ
stores.jp可能手数料のみ
Spike可能不明売上100万円まで無料
cart.st可能おそらく可能無料

さて、この表には少し解説が必要です。

無料運営について

まず、EC-CUBEとWelcartは、システム自体は無料ですが、自分でサーバーをレンタルして自分で設置しないといけません。
そのため、月最低1000円〜のサーバーレンタル代が別途かかると考えるべきです。

商品数無制限について

カラーミーショップの容量制限とは、画像等をアップロードできる容量の宣言の事です。
jimdoの「無料だと5個月950円で15個月2415円で無制限」というのは、jimdoの契約によって販売できる商品数が変動する、という意味です。
jimdo proであれば月に2415円かかりますが、15個までの商品を掲載することが出来ますし、それ以外の色々な恩恵(広告が出ない、独自ドメインが使える等)を受けることが出来ます。

クレジットカード決済

さて、ここから少し話がややこしくなります。
まず、別途契約と書いてあるのは、そのサービス(やシステム)自体にはクレジットカード決済の方法が準備されていないため、何かしらの決済サービスと契約する必要があるものです。
多くの場合、オススメの方法はSPIKEかPayPalです。

SPIKEは、月10万円まで決済手数料も月額料金もかからない、という謎のクレジットカード決済サービス。
月10万円を超えても手数料は超えた分の3.9% + 30円しかかりません。
PayPalは一律3.6% + 40円です。
この2つが飛び抜けて安く、他の決済サービスを利用すると月額最低5000円〜とか、初期費用20万等と言われて飛び上がることになります。
後は、PHPの技術と英語力に自信があれば、stripeというサービスもとても優秀です。

しかし、ここでSPIKEとcart.stの手数料が無料である事が目に止まります。
本当でしょうか?

無料サイトのメリットとデメリット

まず、SPIKEには決済のみのサービスと、ショッピングカートを使ってECサイトを運営することのできるサービスの2つがある、という点を分けて考えなければいけません。
SPIKEの決済サービスは、10万円迄無料ですが、ショッピングカートサービスは100万円まで無料なのです。
それから、cart.stの方は、独自の決済サービスのみを利用出来、そしてずっと無料です。

比較表だけを見ると、これらのサイトは物凄く優秀のように見えますが、もちろんデメリット(というよりも、有料サイトのメリット)も存在します。
例えば、カラーミショップやEC-CUBEにはCSVを使って商品を一括登録する事が可能です。
このあたりの機能は、jimdoやwix、spikeやbase、cartにはありません。

その辺りの機能も表にして比較してみました。

名称/機能csv一括登録APIによる外部からの操作PHP等による高度なカスタマイズ
EC-CUBE2.x
EC-CUBE3.x
Welcart(WordPress)X
カラーミーショップX
wixXXX
jimdoXXX
BASEXXX
stores.jpXXX
SpikeXXX
cart.stXXX

一目瞭然。
大量の商品を効率よく扱いたいならEC-CUBEやカラーミーを使ったほうがよさそうです。

まとめ

どんなサイトにしたいかによりますが、個人的には

既にjimdoやwixに自分のページがある→jimdo、wix
売りたい物が自作の物や少数→Cart,SPIKE
売りたいものが少数のデジタルコンテンツ→jimdo,wix,base
売りたいものが大量のデジタルコンテンツ→カラーミーショップ
売りたいものが大量の物理コンテンツ→カラーミーショップ・EC-CUBE

だと思いました。
なお、stores.jpに関しては調査不足な所が否めないので、以上の事を踏まえて独自に少し情報を集めて頂くのが良いかも知れません。

以上です!

                           

  関連記事

Serato Pyro で専属DJをいつもとなりに!

センスよく音楽を繋ぐ高機能ミュージックプレイヤー。Pyroをご紹介!

レスポンシブデザインのテストツール、Resizer

最近麦茶量産体制に入っている僕です。 1日で割りとダメになっちゃうので、毎晩まだ ...

笑うはずのない人を笑わせるアプリ、FaceApp

こんにちは、Twitterで流行っているネタばかりですみません! 今日はあの今話 ...

Confluenceの具体的な活用方法! 02

さて、引き続きConfluenceの具体的な利用法についてです。 記事周りからが ...

Dropboxで安心快適なデジタル生活! 3 - 効果的な使い方

3.あらゆるデバイス、シーン、目的で!Dropboxの効果的な使い方。 では具体 ...

-WEB開発, アプリ/サービス