最近良く聞くCDNって何…？XSERVEの「mod_pagespeed」とどちらが効果的？

こんにちは、rebuild.fmに癒やしを求める日々の僕です。

ところで、CDNサービスというを耳にしたことはありませんか？
実はWEBサイトのアクセスアップに大きく関係のあるサービスなんです。

CDNって何？

CDNは、コンテンツデリバリーネットワークの略で、webサイトやブログから閲覧者のところへコンテンツ（画像や動画等）が届くのを効率化してくれるサービスです。

CDNがチカラを発揮してくれるのは、例えばこんな場合です。

１．普段使っている自分のwebサーバーが北アメリカにあったとします。
すると、アメリカからアクセスするのには便利ですが、日本からアクセスするには向いていません。
距離があるのでどうしても時間がかかってしまいます。

２．自分のwebサイトが突如人気になり、いきなり大勢のお客さんが詰めかけたとします。
すると、皆が一斉にコンテンツを１つのサーバーに取り行くので、混雑して時間がかかってしまいます。

のような時に、それらの画像等を世界中にあるサーバーに分散しておけば、距離が遠くて遅くなることも、一箇所にアクセスが集中して遅くなることも避けられますよね？

それをやってくれるのが、CDNというサービスなのです！

CDNとアクセスアップの関係

さて、このCDNサービスがどうしてSEO（アクセスアップ）と関係あるのでしょうか？
実は、最近の検索エンジンは「表示にかかる速度」を、ページを検索上位に表示する条件として使用しています。
つまり、素早く表示されるサイト程上位に表示されやすいのです。

つまり、CDNサービスを利用してページ表示時間を短くしておけば、検索サイトの上位に表示される可能性が高くなるのです！

…しかし、それは世界中から１日に何万件もアクセスがあったり、重い画像を沢山使っている等の場合。
サーバーが国内にあり、さらにユーザーも殆ど国内のDrip'n'Snipの、１０００件や２０００件アクセス数では、正直殆ど変化がないという感じでした。

うーん、小さなブログ程度にはあまり効果がないのか…？

（アクセスが多くてお困りという方は、FastlyというCDNの会社のサービスに対応したwordpress pluginがあるそうなので、こちらの記事を御覧ください。）
http://qiita.com/AtsushiFukuda/items/a168e08c19a5cd413760

しかし、XSERVERにはmod_pagespeedというサービスがある

CDNはあまり効果がなかったDrip'n'Snipですが、XSERVER（WPXサーバー）には、mod_pagespeedというサービスがあります。
これは複数のファイルを１つにまとめたり圧縮したりして、転送するファイルの実質の数を減らすことによって表示速度をアップする、という設定なのですが、こちらは劇的な効果がありました！

GTMetrixという、webサイトのスピードをチェックするサービスでは、このmod_pagespeedをオンにした瞬間に、評価がDからBまで跳ね上がり、体感するアクセス速度も相当アップしました。
それが、たった３クリックくらいで出来てしまうので相当です。

mod_pagespeedの設定については次回の記事で紹介しますね。

まとめ

個人ブログにとって、CDNはオーバースペックすぎるサービスで、１０００人程度のアクセスではあまり効果が感じられませんでした。
逆に、xserverとwpxサーバーに搭載されているmod_pagespeedはかなり劇的な効果があり、体感もかなり早くなりました。
しかし、大規模サービスや個人ブログでも１日何万件もアクセスがあるようなサイトならCDNは特効薬として機能しそうな予感があります。
また、mod_pagespeedはONにすると更新利便性が若干下がってしまうので注意が必要です。

                           

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