紙VSiPAD!iPadでノートを取るメリットとデメリット
こんにちは!今回はノートアプリのお話で、特にiPadに向けたアプリの紹介です。
みなさん、普段メモをとる時、図を書く必要がある時。何に書いていますか?
僕も簡単なメモは紙に書くことが多いのですが、最近では考え事をする際にiPadのノートアプリを使うことが多いんです。
僕はかれこれ8年近くノートアプリを使ってきましたが、なぜ僕がノートアプリを推すのか。そして、どんな場面で使うべきかをご案内します。
※電子ノート、デジタルノートなど様々な呼称があると思いますが、当記事では便宜的にノートアプリで統一します。
ノートアプリを使うメリット
早速メリットを紹介していきましょう。ノートアプリを使うメリットは
- 情報の一元管理
- 書いた後に移動ができる
- きれいに書ける
- デジタル化が容易
大きく上の4つでしょう。
情報の一元管理
まず、情報の一元管理。例えば「料理ノート」「個人のアイディア帳「仕事のアイディア帳」「落書き帳」「議事録」のノートがあった場合、全部持ち歩くにはランドセルが必要になります。
もし出先で「料理ノート」を見たくなっても家にあっては困ってしまいます。
iPadやiPhone一つで過去の情報が全て見られるのは大きなメリットです。
書いた後に移動ができる
書いた後に移動ができる。これはほんとに大きなメリットです。例えばマインドマップを書いてみます。マインドマップについてはこちらをどうぞ。
どんどんアイディアを出すうちに、線を通す場所がなくなってきました。
でもノートアプリなら…
それぞれのアイディアの場所を移動させ、線をつなぎ直すことができました。
この様に、紙で書いていると難しかったやり直しが簡単にできるのがノートアプリの強みです。
きれいに書ける
書いた後に移動ができる。に近い理由ですが、デジタルですのでペンの滲みや消しゴムのカスレがありません。「新しいノートに綺麗に書き始めるけど、4ページ目くらいから汚くなって諦める」という方は気持ちがわかっていただけるかと思います。
何と言っても、気が向いたら後からノートを綺麗にできるんですから。
デジタル化が容易
デジタルなノートですから当然ですが、結構重要です。
「図面のラフを書いた」「アイディアをプレゼンで使う」など、書いたものをパソコンに取り込むためにはスキャナが必要です。しかし、ノートアプリではPDFや画像に簡単に書き出せることから、資料作りにも大きな力を発揮してくれます。
ノートアプリを使うデメリット
僕はノートアプリだけでは不十分だと感じています。その理由、ノートアプリを使うデメリットは
- 咄嗟の動きに弱い
- タッチペンが太くて使いにくい
これらの理由です。
咄嗟の動きに弱い
まるで忍者のような発言ですが、ノートアプリは咄嗟の動きに弱いんです。具体的には胸ポケットに入っているメモ帳に勝てないんです。
胸ポケットに入っているメモ帳なら、「メモとペンを取り出す」「最後のページを開く」「書く」の3ステップです。
iPadやiPhoneの場合は「デバイスを取り出す」「ロックを解除する」「アプリを起動する」「メモを取りたい場所へ移動する」「拡大縮小して調整する」「書く」の5ステップ近くかかってしまいます。
これでは緊急の発言や急ぎの用事ではメモを撮り損ねてしまいます。
また、情報を取り出すときも同様です。タグ機能で情報を絞り込むことはできますが、紙のノートやメモ帳のようにパラパラめくって探すことができません。電子書籍にも言えることですが、目的のページがすぐ見つけられないのは欠点ですね。
特に僕の場合、中公竹義著「100円ノート「超」メモ術: 目から鱗が落ちる!」を参考に、メモ帳の検索速度を上げているので、さらにiPadやiPhoneに勝ち目が無いように思います。こちらの方法も機会があればご紹介します。
紙とノートアプリは使い分けよう
ということで、ノートアプリのメリットとデメリットをご紹介しました。
最後に僕の場合どのようにノートを使い分けているかをご紹介して今回の記事を閉めさせていただきます。
- いきなりメモを取る必要がある場合 → メモ帳
- 会議などの腰を据えて記録ができる場合 → ノートアプリ
- 断片的なアイディア(単語やギャグ) → メモ帳
- 後から膨らむ可能性のある具体的なアイディア(サービスや構想) → ノートアプリ
- ロゴやデザインのアイディア → ノートアプリ
メモ帳は「まとまった付箋」くらいのつもりで使って、ノートアプリで具体的にまとめる感じでしょうか。みなさん独自の使い分け方法があれば是非教えてください!
次回はNoteshelf、Penultimate、MetaMojiNoteなど有名なノートアプリを全て買った僕がGoodNotesを推す理由をご紹介をします。
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