新しいiPhoneを買った時に、古いiPhoneのデータを引き継がせる方法
明けましておめでとうございます。
iPhoneには、iTunesを使って古いiPhoneのデータをパソコンにバックアップして、新しいiPhoneに復元するという作業をする事で、ほぼそのまま旧iPhoneのデータを引き継ぐ機能があります。
今更ではありますが、その方法と躓くポイントをまとめてみます。
今まさに新しいiPhoneが手元にあるが、設定は何もしていない!という状況を想定しています。
古いiPhoneをPCに繋いで、バックアップする
まず、iPhoneをPCやMacに繋ぎます。
そして、iTunesを立ち上げます。
すると、iTunesにiPhoneのマークが出るので、クリックします。
すると、画面はiPhoneに関連するものに切り替わります。この画面の中段辺りの、「今すぐバックアップ」を選択すると、現在繋いでいるiPhoneの中身を、丸っとバックアップ(保存)することが出来ます。
容量によっては結構時間がかかりますが、放っておけばそのうちバックアップは完了します。
新しいiPhoneを立ち上げる
まっさらな状態のiPhoneの電源を入れると、iPhoneをどのようにしてスタートさせるかを選択させられます。
「新しいiPhoneとして設定」「バックアップから復元」等の選択肢がありますが、今回は「バックアップから復元」を選びましょう。
そしてPCにUSBで接続し、PC画面で「バックアップから復元」ボタンを押し、どのバックアップから復元するかを選択します。
この時、新しいiPhoneのOSバージョンが、古いiPhoneのOSのバージョンより古いと、「iPhoneのバージョンをアップしてください」というメッセージが出ます。
iPhoneに入っているOSは常に最新とは限りません。これは少し解りづらいのですが、こまめにiPhoneのOSをアップデートしていると、古いiPhoneなのに、新しいiPhoneよりも新しいOSのバージョンを使っているという現象が起きます。
このような場合には、そのまま新しいiPhoneをバックアップから復元する事は出来ません。ではどうしたら良いでしょう?
新しいiPhoneを、「新しいiPhoneとして設定」する
バックアップから復元するのを一旦諦めて、新しいiPhoneとして設定してしまいましょう。
すると、言語やApple ID等の設定をさせられます。
一通り設定が終わったら、「設定」からOSアップデートを選択し、バージョンを上げます。
アップデートをダウンロードして適用されるまで、大体15分くらいかかりますが、気長に待ちましょう。
そして、アップデートが完了したら、もう一度PCに挿して、復元を選びましょう。
これで、新しいiPhoneと古いiPhoneの内容がほぼ同じになった筈です。
ログインやデータの移行が必要なアプリについて
LINEや、Evernote等のログインやデータの移行が必要なアプリは、インストールしてあってもそのまま起動することは出来ません。
例えばLINEは、古いiPhoneの方で「データの移行」にチェックを入れたり、メールアドレスを登録したり、電話番号認証を設定したりする必要があります。
新しいiPhoneを購入する時に一緒に下取りに出してしまうと、後で取り返しの付かないことになってしまいがちなので、出来れば古いiPhoneはとっておくようにすると良いでしょう。
まとめ
iPhoneの内容を移行するのはさほど難しくはありません。
しかし、OSのバージョン問題等、予期せぬところで躓くことがあります。
バックアップは出来るだけ頻繁にとりましょう。
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